ネットのニュースなどを見ていると
【驚愕!!】○○氏のNFTアートが○○億円で落札!!
小学生のNFTアートが○○万円の価値に!?
といった内容の記事を見かけたことはありませんか?
なんとなく
ただの画像データにお金払うなんてバカバカしい…
あのーあれでしょ!仮想通貨のやつでしょ?
などあやふやなイメージを解消するために、NFTアートに関してわかりやすく解説していきます!!
まず最初に…NFTアートってなんだ?
NFTアートとは
ブロックチェーンの仕組みをデジタルアートに結びつけた新しい芸術の形のことです。
これだけだとわかりづらいと思うので順に解説していきます。
NFTとは
NFT(Non Fungible Token)とは非代替性トークンという意味です。
読んで字のごとく、非代替とは替えができないということ、トークンとは直訳で「象徴、印」を意味する単語です。今回の場合は硬貨、紙幣の代わりとなるデジタルマネーのことを指します。
つまり「唯一無二のデジタルマネー」という解釈になります。
その唯一無二を実現しているのがブロックチェーン技術であり、デジタルマネーに価値を生み出しているのです。
ブロックチェーンとは
取引履歴(ブロック)を分散させ、鎖のよう繋ぎとめる管理システムのことを言います。
これまでの取引管理の主流であった集中管理型システム(第三者機関が取引を一括管理する仕組み)に比べ、無数に取引データが散らばっているためデータの改ざんや破壊が極めて難しいのがブロックチェーンの特長です。
ブロックチェーンの技術を利用し、今までコピー、拡散が可能であったデジタルアートに「唯一無二」の価値をつけることができるようになりました。
これによりデジタルアートに唯一性の証明、改ざんの防止、作成者と所有者の記録が可能となり価値が付与されるようになったのです。
実際どんなものなの?有名なNFTアート紹介
それでは実際に出品、落札され価値が付与されたNFTアートたちを見てみましょう!
市場最高額!! 「The First 5000 Days」
なんと落札価格約75億円!!
アメリカのアーティストBeeple氏が2007年から1日も欠かさず作り続けてきた作品を集めたものがこの作品です。
落札者である世界大手のNFTファンド「Metapurse」のMetakovan氏は
技術は再現できるが、時間はデジタルハックすることはできない、この作品こそが今の時代において最も価値ある芸術作品である。
と述べています。
うーん、13年を超える継続…見習いたいものです。
日本初のバーチャルスニーカー「AIR SMOKE1™」
落札価格は約140万円!!
その名の通り、バーチャルスニーカー実際にあるわけでもないし、もちろん履くこともできません。
出品した株式会社1SECの代表、宮地洋州氏によると
北米ではすでにバーチャルスニーカー市場が盛り上がりを見せており、現地のバーチャルファッションブランドは販売開始7分で3億円を超える売り上げを記録している
とのこと、アートですねぇ…
身近なイラストも芸術だ! 「K-chan “N“」
落札価格は約600万円!!
出品者はポケモンカードの公式イラストなどを手掛けていることで有名なさいとうなおき氏です。
すべての表現者が、自分らしく伸び伸びと表現できる世界を実現できる助けになると感じたと出品動機を語っています。
イラストレーターのNFTアート進出による収入源の増加によって、低賃金、不当な労働条件から解放される可能性があるとしています。
youtubeチャンネルでもイラスト講座を中心とした動画を数多く公開しています。
イラストレーターのみならず、すべてのクリエイターに共通する大切な考え方を解説されていますのでぜひ一度動画を視聴してみてください。
実際に覗いてみよう!NFTアートの世界!!
それでは実際にNFTアートがどんなところでどんな取引がされているのかを見てみましょう。
今回は最大規模の取引額を誇る「Opensea」を紹介します。
初めに説明したブロックチェーンに関してですが、ほとんどのNFTアートは仮想通貨イーサリアムで取引されています。
仮想通貨と言えばビットコインが有名ですが、ほかにもたくさんの仮想通貨があります。
イーサリアムはビットコインに次ぐ市場規模を持つ仮想通貨です。
すべてのものがNFT化?NFTのこれから
ここまでNFTアートについて解説してきましたが、アートだけではないのです。
例としてNFTゲームなどがあります。こちらは大手仮想通貨取扱サービスCoincheckがβ版として今年3月からサービスを開始している、CoincheckNFT内で取引されているものです。
ここではゲームタイトル自体の取引に加え、ゲーム内のキャラクターやアイテムなどがNFTにより売買をされています。
NFTアートの取引実例で紹介したバーチャルスニーカーもファッションの要素を含んでいます。
これから様々なジャンルの価値観がNFTに移行する時代が来るかもしれません。
NFTアートのブームはここ最近の仮想通貨ブームとの相乗効果がもたらしたものなのかもしれません。
そう考えると、NFTアートの売買も投資に近いものがありますね。
まとめ
NFTアートを通して仮想通貨や投資についても軽く触れてみました。
これからますますの発展が期待されるNFTは仮想通貨無くしては市場を理解しにくいかと思います。
仮想通貨をより身近に感じるためにもまずは無料で口座開設してみることをお勧めします。
僕自身も以前3万円分だけ購入し、しばらく様子を見ています。今現在で+8000円くらいになりました。
がっつり投資せずとも、お小遣い稼ぎくらいの利用もできるのでオススメです!
またNFTアートは誰でもいつでも手軽に始めることができます!!
ではでは
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